Medical Check Up

 公務員であるからといって、病気になっても良いという訳ではありませんが、個人事業主となった現在、仮に病気や怪我で業務が行えなくなりますと、お客様にご迷惑をおかけしますし、私自身収入がなくなってしまいますので、裁判官時代よりも、どうしても健康については気にしてしまいます。私は心配性なので、そのストレスで病気になりやしないかと不安になる程です。

  その一環で、今回初めてアレルギーの検査を受けました。これまで申し上げていたように、春秋の花粉症がひどい私は、素人判断で、スギ、ヒノキ(春)、ブタクサ(秋)のアレルギーがあることはおそらく間違いなく、また、私は大学生時代に受けた健康診断の際に、医師の方に、何らかの器具で、私の鼻腔を拡げて覗き込まれながら、「うわっ、これはひどい」といわれたことがあり、おそらく季節性のものではない何かにもアレルギーがあると思っていました。おそらくは、ハウスダストにもアレルギーがあると思っていたものの、加えて、小麦か、他の食べ物にアレルギーがあるのではないかと思っていて、時機を失してはいるものの、ずっと気にしているくらいであればはっきりさせた方がすっきりすると思ったからです。

 その結果によりますと、想定どおり、スギ、ヒノキ、ブタクサ、ハウスダストにアレルギーがあったのですが、驚いたことに、「エビ」又は「カニ」にもアレルギーの可能性があるようでした。他方、若干疑っていた小麦は特にアレルギーの兆候は見受けられませんでした。小麦に対しては、いわれのない疑いをかけて申し訳ない思いです。

 ただし、私が受診した検査方法について検査を受けた病院の医師に聞いてみると、私が受けた診断は、あくまで可能性を検査するもので、確定的な診断ではない(厳密に言えば、スギ等についても絶対にアレルギーとはいえない)ということでしたし、実際問題、エビやカニを食べてアレルギー症状が出たこともおそらくないので現在のところそこまで気にする必要はないとは思うのですが、素人の悲しさで、当面は、(日常的にそれほど食べる訳でも、取り立てて大好物だ、というわけではないのでよいのですが)エビやカニを食べる度に気になるだろうな、と思います。

 ちなみに、裁判官時代には、知見を広めるという意味合いで、しばしば様々な分野の講師の講演を聴くことがあったのですが、その講演の一つで、とある医師が、費用をかけて検査をすれば安心であるという訳ではなく、その方自身、所属している大学の健康診断は受診していないということをおっしゃっていました。理由はきちんと覚えてはいないのですが、確か、検査自体の有効性が高くないものもあることや侵襲度等に応じた検査自体に健康リスクがあることなどがその理由であったような気がします。先日発見して気に入っているとんかつやで、つい海鮮フライを避けて注文してしまいながら、今回の検査結果を踏まえ、そんな10年以上も前に聞いた医師の話を思い出しました。

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