理念
長年、法律の専門家として事件を見てきて感じるのは、法的には同じ問題を含むものであっても、一つとして同じ事件はないということです。そこに至るまでの背景事情や関係者の方の思いは千差万別です。
法律の専門家にとって、冷静に、事案から法的な問題を適切に抽出し検討を加えることが大事なことはいうまでもありませんが、併せて、依頼者さまのご希望を汲み取り、それを法的に可能な範囲で実現できる方法を検討しながら、事案の解決に取り組んでいきたいと思います。
資格
- 弁護士
- 証券外務員1種合格
- 日商簿記検定3級
- ファイナンシャル・プランニング技能検定3級
- 第四級アマチュア無線技士
経歴
平成13年 |
東京大学法学部卒業 |
平成15年 |
司法試験合格 |
平成17年~ |
判事補として東京地裁に任官し、通常部、交通部、保全部、最高裁事務総局秘書課で勤務。また、その間、テキサス州サザンメソジスト大学ロースクールに客員研究員として1年間留学も経験 |
平成22年~ |
検察官に出向した上で、カンボジア王国に派遣され、現地において法整備支援プロジェクトに従事 |
平成24年~ |
松山地裁において、民事事件、破産事件等を担当 |
平成27年~ |
那覇地家裁石垣支部において、民事、刑事、家事、少年事件等を担当(平成27年に判事任官)。 |
平成29年~ |
東京地裁商事部、保全部において勤務 |
令和2年 |
東京地裁判事を退官し、弁護士登録。当事務所開設 |
令和3年~ 令和5年~ |
第一東京弁護士会綱紀委員 カンボジア国「法・司法分野人材育成プロジェクト」に係る法曹教育アドバイザリーグループ委員 |
執筆
「債権者申立てに係る、外国に財産を有する外国法人の更生手続に関する諸問題」事業再生と債権管理第31巻4号
「東京地裁民事第8部(商事部)における事件の概況」法曹時報 70巻10号、71巻10号
「日本唯一の海洋掘削会社及びそのグループ会社のDIP型会社更生手続開始前後に採られた各種対応」事業再生と債権管理第37巻2号
趣味・特技
学生の頃はそうでもありませんでしたが、いつの間にか体を動かすのが好きになり、今は、自転車(松山地裁勤務時代にツールドしまなみを、那覇地家裁石垣支部勤務時代には、グレートアース石垣島ライドを完走しました。)、キャンプなどを趣味としています。筋トレも好きなのですが、ヘルニアを患って中断中です。
その他、映画鑑賞も趣味としていて色々な作品を見てきました。「ゴッドファーザー」シリーズや、小津安二郎監督作品が好きですが、「きっとうまくいく」、「オーム・シャンティ・オーム」などのインド映画、「死霊の盆踊り」、「シベリア超特急」シリーズなどのB級映画も守備範囲としています。
また、高校生のときに、ディベート甲子園という競技ディベートの大会に出場し全国大会で優勝した経験があります。今はまったくタッチしておりませんが振り返ってみると、法曹を目指すきっかけとなったできごとでした。